Description
ブルックリン発、コンテンポラリー・ジャズ
2005年に結成され、これまでにFRESH SOUND NEW TALENT、TOAPに作品を残している、ポルトガル出身のジョアン・レンカストレ(ds)率いる<コミュニオン>の 2014年リリース作品。
セクステットを基本とするそのメンバーにあらためて目をやると、CRISS CROSSからコンスタントにリーダー作をリリースしているデヴィッド・ビニー(as)、ラリー・グレナディアの兄=フィル・グレナディア(tp)、グレッグ・オズビーが主宰するINNER CIRCLE MUSICにリーダー作を持つアンドレ・マトス(g)、ポール・モチアン他との共演で馴染みの深いトーマス・モーガン(b)、同じくNYで活躍するジェイコブ・サックス(p)と、ブルックリンで名を馳せる精鋭揃い。
リズムセクションのマッシヴなイントロに始まり、ホーン/ギター/モジュラーシンセによるダークなテーマが咆哮する衝撃のM1。モーガンのベースをフィーチャーしたM2。キューブリックのコズミックな世界観を表すM3。 ピアノトリオで演奏されるM5 は、ブラームスのピアノ連弾曲集<4手のためのワルツ集>作品39第9番ニ短調。タイトルトラックM6の示すところは、人類による永遠の問いかけ:人生とは何か、世界とは何かを考えるときに、いつも最後に残る問い。
ジャケから音を想像しづらいレーベルですが、ぜひお見過ごしなく。
Cat#:
LABEL: AUAND, Italy
CAT#: AU9044
ARTIST: João Lencastre’s Communion
TITLE: What Is This All About?
EAN: 8031697904427
LINEUP:
David Binney (alto sax)
Phil Grenadier (trumpet)
Jacob Sacks (piano)
André Matos (guitar)
Thomas Morgan (double bass)
João Lencastre (drums, prophet synth on #4)
Guests:
Sara Serpa (voice on #2,3)
Tiago Bettencourt (voice on #1,2,3)
Ary (modular synth efx on #1,2)
Benny Lackner (wurlitzer on #4)
REC DATA:
Recorded at System Two, Brooklyn, NY ‒ USA, on November 30, 2012
Mixed at Timbuktu Studio, Lisbon ‒ Portugal, on October 2013
Mastered at Sterling Sound Studio, NYC ‒ USA, on Novembre 13, 2013
Produced by João Lencastre
Executive producer: Marco Valente
[C] 2014 Jazz Engine