Import CD – AU3003 – In Between – Eugenio Macchia

気鋭の伊・若手ピアニストを発掘紹介する「ピアノ・シリーズ」#3000番台。年間に僅かなタイトルしかリリースしないと言い切る、日本のピアノ・トリオ・ファンの期待を決して裏切らない厳選された期待のシリーズ。

「私はハンコックの音楽が大好きで、この曲はマイルズ、そして1982年のブランフォード&ウィントンのクィンテットを思い出させる。オープニングは(ハンコックの)THE SORCERERのチェンジで始まり、完全に再構築されたテーマへと向かう。ピアノからローズに切り替え、オリジナルのアクセントをイレギュラーなファンクビートのなかで変化させた。そんなわけでこの部分をSORCERYと呼ぶことにした。この短いメドレーは、このアルバムの当初のアイデアを良く表している(中略)このレコードを通してやりたかったことは、異なる2つの物語を語ることだったが、あるいはそれは同じ物語の異なる2つのヴァージョンのことだったのだろうか – エウジェーニオ・マッキア」(ライナー・ノーツより)

そのステージにはジョー・ロヴァーノやマルサリス兄弟までもが駆けつけるという、NYの最新アンダーグラウンドでも要注目のエウジェーニオ・マッキア。2009年録音のデビュー作「LIVING IN A MOVIE」(AU3001)では、若さ溢れるストレートなサウンドでピアノ・トリオ・ファンをうならせましたが、2012年録音の待望のセカンド本作では、確かな自信と安定感をもとによりスケールアップした音楽世界、新トリオの妙技、ピアニストとしての飛躍をはっきりと見ることができます。逞しくエレガントなスウィングは、若し頃のダード・モローニを引き合いに出すまでもなく、早くもある種の風格すら感じさせます。

Description

Cat#:

LABEL: AUAND Piano Series, Italy
Format: CD / AU3003
ARTIST: EUGENIO MACCHIA
TITLE: IN BETWEEN
EAN: 8031697300328

Lineup:

Eugenio Macchia (piano)
Dario Di Lecce (bass)
Nicola Angelucci (drums)

Rec data:

Recorded at Sorriso Studios, Bari – Italy, on February 6-7, 2012
Sound engineer: Tommy Cavalieri
Produced by Eugenio Macchia & Marco Valente
Executive producer : Marco Valente

Tracks

  1. In Between (E. Macchia)
  2. The Sorcerer (H. Hancock)
  3. Sorcery (E. Macchia)
  4. What Is This Thing Called Love? (C. Porter)
  5. In The Wee Small Hours Of The Morning (B. Hilliard, D Mann)
  6. Right Here (E. Macchia)
  7. Red And Blue (E. Macchia)
  8. All The Things You Are (J. Kern, O. Hammerstein II)
  9. Cantabile (E. Macchia)
  10. Lenox Avenue (E. Macchia)

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